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みきろんの部屋

高橋幹の日常などなど。あれこれと、お送りする部屋。

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幕はおりて。

てなわけで、Buddy systemとの合同公演「ハルカソラの約束」は無事終幕致しました。
いやはやーいろんなことがあった公演でした。
それはもう最後まで本当に(^^;

最終ステージの日、祖母が危篤状態になり、
翌日急いで会いに行って、またその翌日に亡くなり、葬儀・・・と。
公演の終了をしみじみするヒマも正直ありませんでした。
ってか、祖母の死を実感することもまだできていないような気も。
だって、この日記でも11月末にあと2年くらい?なんて書いていたのに。
1ヶ月後には亡くなってしまってるなんてね。
なんだか未だ日常が日常っぽくありません。

ハルソラの稽古の日々がここ数ヶ月の日常であり、
終わった途端に、まったく別の非日常の世界に飛び込んだためか。
どーもなんだかぼけ気味です。

振り返ると、今回の公演はほんとーーーーーーーーに大変でした(笑)
いや、それを分かっててのチャレンジではあったけれども。
それにしたって、泣きすぎだろってくらい、
色んな面でつまずき何度も何度も泣きました。
今年後半はホントすべてハルソラにかけていたと言っても過言ではないと思います。

まぁ、でも。涙の分だけ幸せなこともいっぱいあって。
参加者のみんながとてもとてもこの作品を愛してくれたこと。
稽古が楽しかったと言ってくれたこと。
観に来てくださったお客様に、数多くご好評いただいたこと。

いっぱいいっぱい嬉しかったです。
単純ですが、だから自分は芝居をやってるんだと思います。

自分から生まれた作品は、自分の子供でもあるから。
子供が愛されることは、自分自身の愛情のようにも感じて、
本当に幸せな気持ちになります。
だから、とてもとても幸せでした。

たくさんの方の力を借りて、出会いにも恵まれて、
そうして無事公演の幕をおろすことができ、本当に本当に感謝の言葉しかありません。

これからのことを考える。
正直、色々未定。
でもやっぱり自分はこれからもずっと舞台に関わっていたい想いはやっぱり強いことを。
今回の公演で再認識。

どう生きるかということを、改めて考える時期でもあったりなんだり。
まま、焦らずにね。
ゆるりといこうとしませうか。

今年はなんだか「別れ」がキーポイントの年だったように思う。
たくさんの素敵な出会いもあったのだけどね。

来年はきっと「出会い」がキーポイントの年になるような気がする。
なぜなら。

今年は「終わり」の年だったように思うから。
「終わり」の次にくるは、やっぱり「始まり」でしょう。

新しい自分に乾杯。
そんな年にしたいものです。

気づけばすっかり年末なんだなぁー。
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二回目と初演と。

と、いうわけで。
なにが、と、いうわけでなんだ、というつっこみはおいといて(笑)
12月公演「ハルカソラの約束」の二回目通しが終わりましたー。
実質稽古はあと1週間? ひぃー!!!

時間がないよー本当にない・・・(T○T)
本日は通しビデオを見てダメ出しチェック、
自分は音響プランも担当なのでプラン関係の作業にも追われつつ、
あっという間に時間は過ぎ去っていったわけですが。

今回の公演稽古が始まって、おそらく初めて。

「初演のビデオ」

を、少しだけ見てみました。


今回の公演の「ハルカソラの約束」は6年前、
劇団東京パレット時代の再演にあたるわけですが・・・。
自分にとって「再演」という形態が初。
初演に対してどういうスタンスでいたらいいのかなぁーと。
迷った時期もありましたが。
やる人間が違えば、書いた人間も6年経ってるわけです。
イイトコロはそのまま採用したって、違うものになるわけで。
なのでイイトコ取りでいこうとスタンスは決定。

ただし、初演はあくまで初演。
今回の参加者にビデオを見せたら、影響されてしまうのではないかと思い、
参加者には全く見せませんでした。
だってこのメンバーだからこそ、今のハルソラがあるのだと思うしね。

しかして、いよいよ本番も近づき。
自分自身はそろそろ向き合うべきなのかもしれないと。
初演ビデオに・・・手を出してみました。

結果。

・・・。

・・・。

・・・。



まだまだいけると思いましたとさ。
今しか出せてないカラーもちゃんとあり、けれど正直まだ負けてるものもある。
勝負じゃないけどさ。
・・・気持ちの面で、まだまだ負けてる部分が確かにあって。
それはあたし自身?? なんだか悔しい気持ちにもなりつつ。

うん、悔しかった。

負けてる何かってなんだろって考えたら、
色々あるんだけど。

案外、単純な部分では、自分自身の楽しむ気持ちだったり、
恋する気持ちだったり(笑)

まだまだだ。
稽古は実質あと一週間。

負けたくないんだ、絶対に。
6年前の自分に。

今の自分のできる精一杯において、負けていたくない。
だって今じゃなきゃ、出せないカラーも確かにあるんだから。

負けるもんか。

あと少し。必死に必死にあがいてあがいて目指す高見になにが見えるのか。
それは、公演が終わってから振り返るべきことだ。

別れ。

人は出会いと別れを繰り返している。
それは、変わることのない理だ。
出会えば必ず、別れがくる。

母方のおばーちゃんは齢85歳。
おじーちゃんは齢89歳。
2人は65年連れ添ってきた。

おばーちゃんは病気で、もう治ることはない。
それをおばーちゃん自身も分かってるし、
残るおじーちゃんが心配なだけで、未練はないという。

長くて、2年と。

母親に言われた。

実感が沸かない。


でも、ただひとつ、想像するだけで辛いのは。

半分こぼけてるおじーちゃんが、
おばーちゃんがそういう状況にあることを認識できていないこと。
でも・・・本当におばーちゃんがいなくなってしまった後。

その後のおじーちゃんが・・・心配で仕方がない。

65年共にあった人がいなくなるって・・・。
どれだけ辛いだろうと思う。
ちゃんとおじーちゃんは受け止められるだろうかと思う。。。


うちは父親が早くに亡くなって。
順番的に言えばおかしいわけで。親不孝・・・なんてね。

でも、たとえ順番通りでも。お別れは・・・悲しいよ。

大切な人と別れることは・・・やっぱり、とてもとても悲しいことなんだ。



「芝居」は「虚構」であって「真実」ではない。

でも。

感情がホンモノになる瞬間は確かにある。
人間の感情は人間でしか表現ができないわけで。



別れは辛いよ。
人の心を大きく深く揺さぶる。

色んな意味で、今回の芝居は「別れ」が大きなテーマのひとつでないかと思う。

・・・出会いと、別れ・・・かな?



芝居が終わったら、ちゃんと会いに行こうと思う。
おばーちゃんと、おじーちゃんに。
あたしとおにーちゃんが唯一の孫だから、随分可愛がってくれた。
その感謝を今。

兎に角、今は頑張るしかない。

出会いに恵まれている。

何度も何度も繰り返してきた言葉。

『出会いは宝』


人と人は出会うことから始まるのだろうと思う。
関係性なんてものが築かれるのはすべてはそこからだ。

26年も生きてくれば、
たくさんの出会いがあって、本当にたくさんの出会いがあった。

すべてがすべていい出会いではなかったかもしれない。
でも。

最近改めて思う。

出会いに恵まれているなぁ・・・って。



今回の公演「ハルカソラの約束」は。
今まで自分がやってきた公演の規模よりも大きくなっている。
外部スタッフさんも多く、
やったことがなかったことにもチャレンジしてる。
役者の人数も最大数。
その分難題も多く、葛藤しつつ。

でも、そのたびに「出会い」に恵まれてきた。


すべては「縁」なのかなと思う。


困ったときに、いつも「出会い」に恵まれる。

それは本当に本当に幸せなことだと思う。



誰かと誰かが出会い、そこからまた新しい繋がりが生まれて、広がっていく。


出会うことから関係性は築かれて、縁が繋がっていくわけで。



先日、会社のお客さんから電話がかかってきて。

「今、幹ろんさんの会社のビルの下にいるの。ちょっと降りてこない?」

って言われて、なんだろ? と思いつつ降りていくと。

すっかり顔なじみのお二人が、一階のソファーに座ってた。

「どうされたんですか?」って聞くと。

「別件でちょっとここまで来たから、せっかくだから幹ろんさんの顔見ていこうと思って」って。

にっこり笑った。


なんだかとても温かくて、嬉しくて。。。

うちの会社に来てから4年。
4年前はお互い知る由もなく、すれ違うだけだった人が。
出会って、関係性は築かれて、そうしてあたしに、にっこりと笑う。

嬉しかった。


色んな出会いがある。
色んな関係性がある。
結果、悪くなってしまうものもあるだろうと思う。

でも、大切に思う気持ちに出会えること、それはやっぱり幸せなことで。
だからあたしはやっぱり出会いに恵まれていると思う。

あったかい気持ち。

誰かを大切に思う気持ち。

それはやっぱりなににも代えがたい、貴いものだとあたしは思う。


「好き」とかさ、恋愛の感情もまたそうだよ。
「失恋」とかさ、そーいうのは痛いよ。
もういいって思うかもしれない。

でも。

出会うことは大切で、出会うことは素敵で。
だって。

誰かを好きだって思うことはやっぱり、とてもとても素晴らしいものだと。
思うから。

本当の意味での「大切に想う」こと。

愛されること、
大切に想われることは幸せなことだ。
それはとてもとても、温かな温もりだとあたしは思う。
 
震えて泣いていた、吐き出すように叫びながら泣いていた。
そんな時こそ、
その「温もり」を、とても愛おしくかけがえがないと気づかされる。
 
笑顔で生きたいと思う。
前向きで生きたいと思う。
でも、いつもいつもそんな元気ではいられない。
あたしはすーぐにつまづいて凹んで泣いて、
うまくいかないから怒って。
 
そんなあたしだから。
そんなあたしに「温もり」をくれる存在は本当に奇特だと思ってしまう。
あたし、なんもしてないじゃん・・・って。
こんなんだよ、あたしって。
 
「自分で思っている以上に、まわりを救ってきたんだ。だからいいんだよ」って。
 
そう言われたことがある。
正直、何度も何度もそうやって救われたのはあたしの方だ。
 
あたしは自分の意見が通らないとすぐに怒るし・・・、
人の意見聞かないし、
おお、なるほど! って、思ったらすぐに意見を変えちゃうこともあるけど。
自分否定されたらすぐに怒るよ。
特にその否定した相手が自分の味方だと思っていたり、
大切だと思っている人なら尚のこと。
仲間だと思うから、否定されたくないのだと思うけど。
そんなのは我侭だよね。
 
頭で分かっていても、なかなかそれを改めることができない。
でもそうやって温もりに出会うたびに、やっぱり思うんだ。
 
「変わりたい」って。
 
大切な人を大切にできる自分になりたい。
想われるに相応しい自分でありたいって。
 
恩返しをしなければいけないと思う。
くれた温もりの分だけ、あたしは返していきたい。
 
「ありがとう」って日々の感謝。
なにか辛い時は、真っ先に力になろう。
そう思った。
 
限りある時間の中で、かけがえのない出会いに、
人はどれだけ出会えるのだろう。
出会えることは幸せなことだ。
本当に、本当に。
 
むきーって怒ることよりも、
「ありがとう」って感謝することが多くなったらいいな。
そんな自分がいい。
 
そう、ありたい。
  

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女性
自己紹介:
泣いて笑って怒って。
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