みきろんの部屋
高橋幹の日常などなど。あれこれと、お送りする部屋。
公演中止の決定。
公式HPにもUPさせていただきましたが、Ver.9公演の中止が決定致しました。
勿論、最後までやりたい気持ちはあったけれど。
現状を考えたときに、これが最善の決定という判断になりました。
ただ嬉しいことに、それでも観たいと言ってくださるお客様もいて、
なんらかのカタチで、お届けできればと現在考えております。
色んな想いがあり、今もやりきれない気持ちもあるけれど。
なにより、地震、津波、原発・・・不安もいっぱいあって、参加者のみんなもそれは同じで。
それでも芝居をやりたいと思ったあたし達は、根っからの芝居バカだなと思ってしまった。
ただただ願うのは、色んなことが良い方向に向かうこと。
被災地の方が少しでも多く救われ、早く原発が落ち着きますように。
これ以上、哀しい涙を誰も流さなくて済むように。
こういう時に改めて実感する。
「日常」がどれほどに、愛おしい奇跡なのかということを。
思うこと。
昨日、親友から電話かかってきて。
稽古だったんだーって話したら、こんな時に稽古?
って、心配されて。
ね、ホントにそうだ。
正しいことは分からない。
んーきっと、正しくないのかも。
「こんなとき」
ホントにね。
電気だって、停電するかもしれないのに。
辛い思いしてる人がいっぱいいるのに。
そんな時に「芝居」なんかやってていいの?
前に見た、戦時中の劇団の芝居をふと思い出した。
戦時中に芝居なんて。
芝居なんて。
芝居なんてしてる場合じゃない。
うちは東北に親戚はなく。
家族も全員無事。
まわりの東北に家族がいる方々も、無事が分かって。
きっと、甘いね。
全然甘い。
だからこれは我が侭。
今もって尚、芝居をやるって言うのは紛うことなく我が侭。
正しいことは分からない、迷ったりもするけれど。
きっとあたしだけは絶対にぶれちゃいけない。
今週末、芝居をやります。
芝居なんかって思われるかもしれない。
だけど、芝居だからこそ、届けられるものも、きっときっとあると信じて。
想像を覆される。
脚本家として、演出家として、幸せを感じる瞬間は。
役者さんも、スタッフさんも、あたしの想像なんか遙かに超えて。
それを覆されるほどのものを魅せられた瞬間。
すげーって。
ただそれだけ思っちゃう。
役者さんにもスタッフさんにもあたしは本当に恵まれてます。
その立場でできること、それをみんなが必死に考えてくれる。
だからこそ、あたしの想像なんてかるーく超えていってしまう。
すごいと思う、ホントすごい。
今回、照明さんとは2回目、舞台美術さんとは3回目の舞台。
どんどん色んな意見をくださいます。
照明のちよさんとはプライベートでも、普通にお茶友達だけれど。
やっぱりプロのこだわりを見る瞬間にどきっとしちゃいます。
ここ数日の稽古場は常に緊張感があって、稽古が残り少ないことを実感中。
想像を、あたしの想像なんて全然覆してと思う。
登場人物達に命を、世界に彩りを、それらすべてあたしの手から離れ育てられるもの。
あたしのちっぽけな頭から生まれた物語は、どんどん大きくなっていく。
役者のみんなの心に宿り、そうしてスタッフさんによって彩られた世界で、生きていく。
そこに想像を覆される瞬間がある。
あきらめない、もがいて、あがく。
最大限いいものを。
その言葉が、その想いが、今回関わってくれるすべての方から感じる。
こんなに幸せなことはないです。
その想いが見に来てくださるお客様に少しでも届くよう。
実はあと稽古3回なんです(笑)貴重な3回を、1回たりとも無駄にはしませんっっっ。
えいえいおー!!!
あれもこれも。
うぬーーーー。
本番2週間前、実質稽古ができるのはあと1週間くらい!?
あれもこれも問題は山積みーーーーー。
ぐはぐは。
芝居以外でも諸々。
でもでも、こんな日々もあとわずか。
みんなと一緒に芝居がつくれるのもあとわずか。
いつも思うことだけれど「次」なんて分からない。
これが「最後」かもしれない。
「最後の舞台」かもしれない。
だったら、絶対に中途半端なんかで終われないんだ。
毎日息苦しかった日々を、今も覚えてる。
そんな自分を「迷歩」と称していた。
どれだけ歩いても抜け出せないトンネルの中、息苦しくて息苦しくて。
そんな苦しさをやわらげてくれたのが。
昔からずっと一緒だった「芝居」の存在だった。
その時だけは忘れられる。
息苦しい日々を、抜け出せないトンネルを。
芝居を創る大変さは、良い舞台を創るためのとても前向きな苦しみで。
だからとても後ろ向きなあたしの苦しみはその中では影をひそめた。
あたしはただただ「逃げ道」にしてた。
だけど、今はね、違う。
生きることの、プラスが、芝居をすること。
マイナスを埋めるものではないんだ。
好きだから、芝居をやる。
みんなと一緒にやりたいから芝居をやる。
誰かの心になにかひとつでも残したいって思うから、芝居をやる。
面白い芝居が創りたいから、芝居をやる。
あれもこれも、大変だけれども、どんとこい。
まだまだこれからだ。
まだまだこれから。
あと一週間、なにができるか、最大限、もがいてあがくっ。
浮気。
勧誘かーと思って無視。
男「あの、僕美容師なんですが」
ほほぅ、と思ってちょっこり顔を向けると。
随分若そうな男子。
男「カラーモデルとか興味ないですか?」
はい、カットモデルでなくて、カラーモデルのお誘い。
めっちゃ頭プリンだしね、髪質もよさそうなので、絶好のターゲットだった模様。
ってか、実際プリンなので、どうにかしなきゃと思ってたので。
むしろ、ありがたい!!! と、思ってお願いすることに。
てなわけで、公演終了後に、行ってきます! やった、美容院に行くお金が浮いたwww
原宿にある美容院で。
普段なら絶対に行かなさそうな(笑)幹ろん場違いな感じの美容院なので。
ある意味社会勉強(笑)
しかして、どーも心によぎるものが。
と、いうのも。
あたしはもうここ数年、ただ一人の美容師さんにいつもお願いしていて。
つまりあたしの髪はもうその人しか知らない勢いで(笑)
なんていうか・・・浮気してる気分になり。
「俺以外の男に髪の毛をさわらせるなよ」的な(笑)←はい、だいぶ妄想がwww
いやーあれだな。
仲の良い美容師さんで、なんていうか、ぶっちゃけめちゃめちゃタイプで(笑)
だからこそー若い男にこうふらつい浮気しちゃったあたしー(ノд`@)って感じなのかも。
っていうか、若い男だからじゃなく。
ただ単純に
お金がない。゚(゚´Д`゚)゚。
よぼよぼ。
だので、今回だけは浮気を許してもらおう(笑)
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