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みきろんの部屋

高橋幹の日常などなど。あれこれと、お送りする部屋。

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「責務」

もう2年近く前になる。
「ハルカソラの約束」の再演が終了してから。
久々にDVDを見返していて。

あの時、初演から6年が経過していて。
初演の時と想いもなにもかもが違うと感じていた。
あれから2年近く。

今もまた、あの頃とは思いが違う。


途中繰り返される「責務」という言葉。

人には果たさなければいけないものがある。
課せられたものがある。


あの頃、あたしはそれにがんじがらめになっていた。
こうでなければならない、逃げてはいけない。
強くなければいけない。
どんなに泣いても立ち向かわなければいけない。

事実、あの頃はそうでなければ立ってることさえできなかった。
振り返るといつもそこにあった深く暗い闇に囚われてしまうことが怖かった。
笑顔でごまかして、必死に戦い続けた。


どん底まで墜ちて。
なにもかもが一度手から離れて。

その時にこそ、本当にまわりのみんなの優しさに気づけた。
なんてその手は優しくて温かなんだろうと。

どんな幹ろんも、受け止めてくれる人がいること。
本当に本当に嬉しかった。


あたしには忘れてはいけないものがある。
背負わなければいけないものがある。
それが消えることはないし、でもそれに囚われるのもまた違うということ。

かつてはそれをどれだけ頭で理解していても。
なかなか心はついてこなかった。
でも今は思う。

時にやっぱり心が揺れ動くこともあるけれど。

すべては自分が選んだ道、向き合い受け止めて生きること。
「責務」という言葉は確かに相応しい。

けれど、がんじがらめではなくて。
背負わなければいけないではない。
あたしは背負って生きたい。

それが逃げないってことなんじゃないかと思う。
万物すべてはうつりかわる。
変わらないものはないけれど、でも「過去」は変わらない。

自分の「過去」からはどんなことがあっても逃げられない。
でも「今」ここにあるのは「今」でしかないから。
それが続く場所は「未来」でしかないから。


一度あたしの手から離れたすべて。
でもそれは決してなくしてわけではなかった。

変わらない温もり。



共に生きるために、あたしは背負う。
背負って生きることを務める。

囚われるのではなく、共に生きる。



とはいえとはいえ、あっつーい毎日。
できれば涼しい秋をそろそろ生きたいデス(笑)
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