みきろんの部屋
高橋幹の日常などなど。あれこれと、お送りする部屋。
うだうだ子。
高校時代、ほのぼのしてる人第一位をクラスで取得したことのあるあたしですが。
案外、ネガティブで、うだうだ悩む子デス。
ええ、とても。
うだうだ。
だもんで、会社のお姉さんには「めんどくさ子」と呼ばれました(笑)
でもなんかすぱっとそう言われると逆にすっきりしたりもして(笑)
高校時代からの親友も割とすっぱりはっきりひどいですが(笑)
だからそこに裏がなくてすきだったり。
自分は「偽善」だと言ったら。
「偽善」は「悪」じゃないと言われて、涙が出たことがある。
それに救われる人もいるのだと。
でも、だとしても、あたしはやっぱり偽善でいる自分にがっかりする。
言葉にするほどに、なにもできない自分に幻滅する。
すべてのことが自分の思う通りになんてならないし、誰も傷つかないなんて無理って分かってても。
求めてしまうものがある。
自分がどうあったのなら、そうなったんだろうって考えてしまう。
あまっちょろいと分かっていて、いい子になりたいわけでもないけれど。
誰かが傷つくくらいなら、自分が傷つく方が楽だと思うフシがある。
自分が辛いなら、自分が泣いてすむならそれでおしまい。
だけど誰かの心の痛みは、分かってあげられないからこそ、終わりのない苦しみがつきまとう。
ましてやそれが自分が傷つけたものなら尚更だ。
答えの出ない悩みをうだうだと悩む。うだうだ。
案外その答えをあたしはいつも脚本に求める気がする。
自分がたどり着きたいもの。
あたしの代わりに、あたしの子供達がたどり着くことを望む。
あたしが望んでもできないことを、どうか貫けるだけの強さと勇気を。
自分の脚本の登場人物達はあたしから生まれた子供達。
子供達にあたしは夢を託す。
あたしの「キレイゴト」をどうか真実に。
届かないかもしれない想い。
でも、届かなくてもいいから、必死に願うよ。
それだけが、きっとできることなのかもしれない。
うだうだ悩む。
それでもその底に眠るものは案外嫌いじゃないんだ。
出来うる限り、あたしのすきな人達には幸せであってほしい。
あたしの手はとてもとてもちっぽけで。
なかなかすべてを守ることはできないけれど。
守りたい気持ちは消し去れない。
結局できない自分とそうありたい自分とのギャップにうだうだするんだな。
うだうだしながら、それでも稽古場に行くと、進化してゆく世界に心洗われる感じ。
いやー芝居ってすごい。
あたしのちっぽけな頭から生まれたものは、みんなに命を与えられ動き出す。
すごいなぁーホントにすごい。
だからどれだけ苦しんでも、あたしは脚本を書くんだろうなぁ。
それに勝るものを、あたしは知らないから。
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