あたしが生きた証。

今の会社と前職の会社は。
元々あたしが前職の会社の時、取引先だった会社の営業さんの紹介で。
今の会社に入ったために。
現在もおつきあいがありまして。
毎日とまでいかないまでも、しょっちゅう電話してて。
「どもどもー♪」なんて日常会話も挟みつつ。

いつもは担当のお姉さんとあれこれやりとりをするのだけれど。
今日は久々に前職の部長と電話であれこれやりとり。

前職は５年以上いた会社で。
上司はあたしが２２歳で入社した時からずっと一緒だった方なので。
気心も知れた仲なのだけれど。

あたしが前の会社にいたところにつくったエクセルのシステムがあって。
システムなんていっても、簡単な関数の組み合わせで。
それをあちこち連動するようにせこせこつくった代物。
元々の最初の関数をつくってくれたのはまさにその上司だったのだけれど。

そのシステムをじっくり見たのがはじめてだったらしく。

「これすごいねぇ～よく作ったね」と、今更ながらに言われて。

「特許ものだよ、これ（笑）」

・・・そんな言葉がものすごくものすごーーーーく嬉しかった。


前の会社であたしが残したもの。
それが今もそこで生きている。
あたしが担当していた仕事の要のシステムとして今も動いている。

なんだかあたしの生きた証に思えて。
それをほめてもらえて。

ものすごくものすごくものすごく嬉しかった。

涙が出るかと思った（笑）



あたしの担当の仕事は、元々はすべてがアナログで。
そこから始まったそれをデジタル化して、システム化して、きちんと新しい担当に引き継いで。
それが今もちゃんと機能して続いている。

あたしがいなければ、なかった、それがそこにあるということ。


これって「幸せ」だと思った。

仕事のやりがいっていうものを、前の会社の上司の言葉に感じてしまった（笑）
じゃあ今はどうなんだって話だけれど。


・・・あはは（￣▽￣；



これからどう生きるか、三十路娘色々考えますとも。
けれどどう生きても。

なにかを残せる生き方がいいなぁ。

未来に、プラスとなるなにかを残せる。
あたしが生きた証を残せる生き方をしたい。