諸説ありますが。

てな訳で、久々にワクラバメンバーと会って色々話した中で。
まんもさんから言われたこと。
観に来てくださったお知り合いの方に、当パンの登場人物紹介で「新選組○番隊隊長」とあるが「組長」の間違いではないかという話。
諸説あるからなぁーと思って改めて調べてみたら、とりあえず「隊長」という記述は当時の文献にはないらしいですね（笑）
後世の小説とかで分かりやすくするためにそうしたらしいですよ。
それが定着してしまったとか。
分かりやすくってのは「組長」だと「新選組」のトップだと思われるからかしら。
でも近藤勇は「局長」だよねーとか色々思いつつ。
本来であれば「○番組組長」が正しい・・・はず。
でも「○番隊組長」としてるとこもありました。
○番隊のトップなら、やっぱり隊長じゃないかって気もするんだけれど。
うーん。
やっぱり諸説はあるので、なにを選ぶかは難しいところ。
劇団東京パレット出身メンバーは、大学の時にやった芝居がまさに「○番隊隊長」でやってたから、多分それが一番しっくりくる（笑）かくゆう自分も（￣▽￣）
なので、今回は分かりやすく「隊長」にしたということにしたいと思います！！

新選組とかはね、やっぱりファンが多いからそういうのを見抜かれてしまってドキドキしますね。
やっぱり描くならマイナーどころの歴史上の人物のがよいなぁ（笑）
改めて新選組のメジャー度を思い知ったのでした。
ついでに言えば自分の知識の浅さも再認識・・・分かってるつもりで、分かってない。
あうあー。

あ、ちなみに今回の登場人物で「才谷梅太郎」を「さいだに」ではなく「さいたに」としたのはわざとです。
これも諸説ありまして・・・「さいたに」を選択しました。
他にも「芸妓」なのか「芸子」なのか・・・諸々つっこみどころはありまして。
まぁ、歴史的事実とはいえ、すべては誰かが残した記録でしかないと思えば「事実」とはなんなのかとなってくる訳ですが。。。
なにを取捨選択するかは、作家のはしくれの責任であるなぁとひしひしと感じたのでした。