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みきろんの部屋

高橋幹の日常などなど。あれこれと、お送りする部屋。

カテゴリー「ものおもひ。」の記事一覧

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描けなくなったもの。

最近のあたしにしては怒涛のUP数(笑)
これって、執筆月間の弊害です(笑)

なんていうか、あれこれ考えると。
あれこれ書きたくなるんですね。
あれこれ考えたり書いてる暇があったら、脚本書けって話ですが。。。orz

いやぁ、描けなくなったものって。
やっぱりあるなぁ、って思って。

あたしの脚本は、等身大のあたしがいるなんてよく言われるから。
そりゃそうなのかも。
18歳の幹ろんと、30歳の幹ろんじゃ。
さすがに考えることとかも、いろいろ変わってきますもの。

顕著に大学卒業前と、大学卒業後で。
その変化が見て取れる。

わっかりやすいのが、恋愛の考え方(笑)


今から3年前、、、になるのかな。
メッテルで再演をした「ハルカソラの約束」という舞台は。
あたしが大学3年生の時に初演を描いた舞台だったのだけれど。
その再演の時点、感じまくった違和感(笑)

当時描いたものをベースに描くから、考え方の相違とかね。
そういうのが自分の中で浮彫になっちゃって。

一途な恋愛ものなのですよ、一応。
生まれ変わって出会っちゃうような、そんな女の子胸きゅん話だったのですが。

再演はどっちかっていうと、それよりも。
「果たさなければいけない責務」と「愛情」に揺れ動く感情と。
「届かぬ想い」にメインがいった気がします。
そうすることで今の自分に近づけたんじゃないかと。

そう、描けなくなったものとは。
ずばり。

「一途すぎる恋愛」(笑)

逆にね、そんなものは一瞬だと思うようになってしまった。
言葉で紡ぐ一途な恋愛なんて一瞬だ。

変わらない想いだって当然ある、とあたしは思うけれど。
それはそんなきれいなものではなくて。
誰しもが抱えてる苦しみや、悲しみがあって、それを抱えてこそだと。
それを抱えて微笑むことの強さや尊さ。

描きたいものはそっちになってしまった。
ただまっすぐな恋愛ものが描けなくなっちゃったのですね。

まっすぐな恋愛ものの裏には、それによって傷つく人たちがいる。
描きたいのがそこになってしまった。

一生なんて、永遠なんてないこその、美しさ。
描きたいものはそこに変わってしまった。

とはいえね、いずれまたそういうのも描いてみたい気持ちはあるんだけれども。
うすっぺらくなっちゃいそう(笑)

一途に愛し合い、困難を乗り越えて結ばれる二人より。
報われない気持ちに涙しながらも強く生きる女子のが惹かれるんだもの(笑)

人生そうそう、うまくいきっこなんてない。
それでも頑張って生きてるんだこの野郎!!!
信条はすっかりそっちになりました(笑)

描けなくなったものがある一方で、今だからこそ描けるものもあると。
そう思います。

どうせならば、報われない気持ちを追う話が多かった最近の作品を踏まえつつ。
今回はさらに別の一面を描けたらいいな。

と、思いつつ。。。
執筆活動にいそしみます。。。ええ、いそいそ。
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根は単純にできております。

幹ろんは案外ひねくれ者で、案外厄介です。
すぐにすねるし、ぷんすかします。
仲良いと逆に顕著に、思い通りにいかないとぷんすかです(笑)
それでもそばにいてくれる優しい友人に、家族に、相方に。
恵まれていることに感謝しつつ。
いや、いつもそうは思ってるけれども、改めて思ったのが。
最近、納得がいかなくて、怒ったり、悩んだり迷ったりしてることがありました。
するとそれはすべて、近しい人にはダダ漏れです(笑)
でも、それを批判するでもなくちゃんと聞いてくれて。
しかもめちゃめちゃ愚痴ってたくせに。
幹ろんってばひとつのことで180度気持ちが変わっちゃったりするんですね(笑)
嗚呼、ホントに根は単純(笑)
だからそんな幹ろんが振り回しちゃってるまわりに申し訳ないなぁーと思いつつ。

物事はホントに多面的で、一方向からでは見えないものがやっぱりあるなぁーと。
思うことがあって。
それで180度気持ちが変わっちゃったのです。

あたしは「悪意」に弱い人間で。
それは他人が自分に向ける悪意以外でも。
他人が他人に向ける悪意も。
自分が自分に向ける悪意も。

すべて苦手です。
簡単に傷ついてしまいます。
それはとてもとても勝手に、傷ついてしまうのです。

だから、180度気持ちが変わってしまった瞬間に。
自分が感じていた悪意に対する罪悪感がやっぱりものすごくて。
たびたび葛藤したりもして。

だけど、まぁ、そんなもんだよね。
多面的な物事も、常にそう見える訳じゃないし(笑)
気づいたときに、そうだったのかと思えればよいのかもしれないなって。
最近はそんな風に思います。

悪意を持ち続けるのが自分は得意ではないので。
だからこそ、逆に180度変われてよかったとも思う訳で。

根は単純。
泣いて怒って笑って喜んで反省して。
それでいいのかなって思う。

そんな幹ろんでも、根強く厄介な「悪意」みたいなものもあるけれど。
自分でも忘れててはっと気づくくらいの。
するともはやそれは「悪意」ではなく「トラウマ」です。

でもね、それさえも。
最近は誰しもが持ってるものだと思うと。
抱えて、それでもまっすぐに笑える強さを持つ人に会うたびに。
これまた単純に。
消えないのならば、その事実だけ抱えて、それを否定しないで。
生きていこうと思うようになりました。

迷いの森に根を張って、もぞもぞしていた幹ろんは。
いつしか森を抜けて、地に根を張って、ゆっくりではありますが。
方向もまだ定まってはいないけれども。
ずっと近くに太陽を感じる日々でございます


・・・なんて、清々しいことを考えていたGWではありますが。
幹ろん、まさかの次回公演第一稿締切が来月末でございます。

GW怒涛の執筆月間突入です

人の悪意に弱い。

先日、メッテル登録議員の純子嬢と話していて言われた言葉が。
あまりにどんぴしゃで心に残った。

あたしは、人の悪意に弱いと。

それは、多分。
自分に向けられるものだけではなく。
誰に対しても。

人が抱く「悪意」というもの。
誰にだってあるはずのそれを、垣間見てしまった時に。
ものすごく傷つく。

そして悪意の矛先が、自分でなく誰であっても変わらないように。
抱くのが、人であっても、自分であっても変わりなく。

他人が他人に対して抱く悪意も。
他人が自分に対して抱く悪意も。
自分が他人に対して抱く悪意も。

すべてに対して、あたしは傷つく。


なんてか弱き娘でしょう(笑)

幸せに生きること。

2012年も始まりまして。
まもなく3ヶ月経つ訳でございますが。

祖父の死があり。
同期の結婚式があり。
親友の子どもの成長があり。

2012年の写真フォルダにまとめられたそれを見て。
人生の縮図のようで笑っちゃった(笑)

30歳になった実感は未だなく。
まぁ、肉体は立派に30代だとか、最近膝が痛いとか。
肌つやが若い子は違うとか。
すっかりおばちゃんトークに磨きがかかってきましたが(笑)
実際はあんまり実感なんぞないのですw

でも、生きることの感覚が変わってきたように思う。
きっとそれは急に出はなくて少しづつ。

芝居をしていなければ、足下が不安定で。
ずっと芝居と共に生きたいと。
大学で芝居にのめり込んでから、それこそ2年前に大きく体調崩すまで。
そうやって生きてきた気がする。

生活の中心に「芝居」があって。
そうすることで、すごくすごく生きてる実感があった。
それはとても幸せな気持ちをくれた。
だから逆になんとなく芝居が終わるといつも不安感があった。

でも、今は。
それは無我夢中に走って。
身近なかけがえのないものを見失ってたんだって。
気づいてしまった。

気づけば年をとってたおじいちゃんも、おばあちゃんもいなくなり。
あたしにとって「家族」という存在は。
本当に本当にかけがえのないものだったことに気づかされた。

当たり前に愛してくれる存在がどれほど奇跡的なことか。
自分がどれだけ恵まれて生きてきたか。

「芝居」はあたしに生きる楽しさを教えてくれて。
辛いときにその心の穴を埋めてくれた。
飽きっぽいあたしが唯一子どもの頃から大好きで大好きで。
忘れ得なかったもの。

でもそれは「家族」もそうだったってこと。
帰れる場所、大切な場所がなくして、あたしは芝居はできなくて。
やっぱり芝居は「恋人」なんだろうね。
どこまでも刺激的で、だけど結婚はできないみたいな(笑)

だから、生きる上で。
芝居は幸せのエッセンスであり。
それだけでは生きられないんだよね。

「家族」っていうのは、メッテルのメンバーも含めて。
みんながいてこそ、あたしは初めて芝居ができるんだと思う。

芝居ができる幸せは。
芝居を共につくれる「家族」がいる幸せなんだ。


メッテルHPでもこっそり告知をしましたが。
2013年、来年2月でございます。
メッテルニッヒVer10いよいよ公演決定です。

幹ろん、2年ぶり脚本・演出です。


テーマはなに?って聞かれて。
もぞもぞ、答えたけれども、大きな大きなテーマはきっとこれ。

「幸せに生きること」


「幸せ」なんて。
人にとってカタチは違うし、分からないけれどもね。
未だ幸せのカタチを探し中。
相も変わらず迷える幹ろん最新作(笑)


乞うご期待☆

万年思春期娘だからこそ。

大好きで大好きで、追いかけ続けたもの。
なくしても尚、追いかけることをやめることがどうしてもできなかった。
頭で考えるよりも心は正直で。
いつまでも消えることのない残像に苦しめ続けられた。


そういう女子の恋心にものすごく共感します。
これって初恋の話。
初恋って、実らないものなんて言うけれど。
事実そうだろうと思うのデス。

恋だと自覚するまでも時間がかかり、
それが愛に変わるよりも、変わらぬ憧れだけはずっと胸を焦がす。

なによりも共感できるそういう気持ちを。
脚本にしたい。


時に自分を卑下して、自分を嫌って、罵って。
それでも自分からは逃げられなくて。
まわりの明るさに目がくらんで、暗い闇の中を生きる自分の汚さに反吐が出て。
それでも必死に生きて。
必死に追いかけ続けて、それでも得ることができなかったもの。

そうして、その先を生きなければいけなかった現実。


自分を脇役だと思った。
輝かしい誰かの横の陰でしかなく、幸せになれることなんてない。
それが与えられた役割で。
逃れることはない。

それはあの時の過ちから。
決して、逃れることはできない現実なのだと。

暗いトンネルを前に。
そばを舞う青い鳥には気づくこともなく。


そんな女子の物語を書こうと思うのデス。
これはね、いわゆるヤンデレとか、メンヘラとかそういうんじゃないのですよ。
女子ならきっと一度は通る(と思う(笑))暗黒期(笑)

案外普通の誰でも心に抱えてる黒い闇。
大小の差はあれ。

清廉潔白だけで生きられる人なんてそうそういない。
迷わず悩まずになんて生きられるわけない。
正解だけを出し続けるなんて、ぜーーーーったい無理。

迷って悩んで間違えて傷ついて、それでも幸せになりたくてもがいてあがくのが。
人間ってもんだろうって。
そう思うよ。


だから、書こうと思う物語。
それは普通の女の子の物語。

万年思春期娘の幹ろんが描く、いつかどこかで幹ろんが出会った残像のお話。
これはきっと殿方には描けない。

万年思春期娘、だからこそ(笑)
  

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みきろん
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女性
自己紹介:
泣いて笑って怒って。
つれづれなる高橋幹の日常をつれづれにお届け。

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